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 2008年12月19日()

大波乱の2008年も間もなく終了、果たして2009年は?
今年はオイルを中心に国際商品市況そして株式、為替いずれも短期にめまぐるしく大きな乱高下。
実態経済は、秋口以降の自動車産業、デパート、スーパーその他、多業種に亘る売上の大幅ダウン、又有名企業の人員整理等、果たして来年はどうなる事やら。
更に、政治力の無力化が加速、A首相ではとてもとてもこの難局を乗り越える事は無理。
一日も早く国民の真意を問い、名実共に新しいスタートを切ることを祈るのみ。
せめて正月くらいマグロが数の子がカニが食いてえ! 早く来い来い好景気!!
 2008年12月05日()

今回の出張で2組のバイヤーご一行を工場に案内した。1組目が帰国し、2組目が到着する間、1日自由時間が取れた。ラッキー!! ということで市場を回ってみた。いつもは厳しいスケジュールで、朝早くから飛行機で地方に行き、夜ホテルに帰って風呂に入り洗濯をして寝るさびしい生活を毎日送っている。
なに? そんなこと言っても御馳走が食べられるって聞いたぜ?
確かに美味しいものはバイヤーの方々と一緒に食べるが、毎日食べると食傷気味、時にはお茶漬けでも食べたい。(何!贅沢言っているんだって?)

まあ、そう言わずに市場の写真でも見てください。
東南アジアの市場は、どこでも肉、魚、野菜、日用雑貨品の小さな店がごちゃごちゃと集まっている。
気軽に声を掛けてくるおばちゃんとお互いの母国語で話す。
不思議に何となく通じている感じになってしまう。
値段は、電卓があるので言葉が通じなくても買い物はできる。
文明の利器、万歳!!

新鮮な野菜 本当に安い!! ニンニクや唐辛子
ライチと葡萄に似た果物        焼バナナ(焼芋に似ている)
100g30円の豚肉 こんな料理になります。

というわけで、買ってきた果物は「ポメロ」
日本の「ざぼん」に似ているが甘くて美味しい!!!
これは、ジャックフルーツ大きいのは10kgになると言っていた。
       
帰ってくる途中で会った一人さびしくビールを飲むアメリカ人。
なぜアメリカ人と分かったかって? 
だって俺も、のどが渇いたからビールを彼の横に座って飲んだからね。

2月の出張はインドネシアだって勘弁してよ~~~~。
辛いのはダメって言っているじゃない。         M

 2008年11月25日()

ここのところ何故かついてない

 私ここのところ何故かついてないのでございまして、最終的にはぎっくり腰になってしまったのでございます。信心が足りないのか、はたまた普段の行いがよろしくないのか、考え込んでしまったのであります。ちょっとだけ。判りました。原因。心当たりがございました。社内のK氏でございます。このK氏、歳の頃は60ちょぼちょぼで、本来でございますれば、赤いちゃんちゃんこなどをお召しになり、孫の頭でもなでなでしていればいいのでございますが、まだまだ元気でございます。とても生臭いのでございまして、時折某国某所でおイタをしてまいります。まあ、このおイタの件につきましては、今回ご案内はいたしませんが。
 先日名古屋方面に出張に出掛けました。朝の苦手な私Tも必死の思いで早起きをいたしまして、まるまる1日、仕事をしてまいりました。

名古屋ではこうゆう電車で移動します。僕鉄っちゃんです。

出張の前日でございます。
K氏;名古屋(愛知という意味のようです)に味噌マヨネーズってのが売ってんだよね。名古屋人(愛知県民のことのようです)は何にでもこれをかけて食うらしいんだよね。べらぼうに旨いらしいぜ。
T;フーン。で?
K;買ってきてよ。
T;え~、俺、仕事に行くんですよ。
K;まぁ、そう堅いことを言わないで買ってきてよ。いつも世話になってんじゃん。(何故か横須賀弁)
T;誰に?
K;俺に。
T;何で?
K;なってない?
T;なってない。まぁ時間があったら買ってきますけど。どこに売っとるとですか?(何故か九州弁)
K;スーパーでもコンビにでもデパートでもどこでも売ってるって。何せ名古屋人(愛知県民のことのようです)みんな食ってるんだから。(何故だか自信ありげ)

 というわけで私T、出張のときに味噌マヨネーズを買いに行きました。夜の7時過ぎかと、記憶しております。会社帰りのOLやサラリーマンでごった返す、名古屋駅前(ちなみに名古屋の方は、名駅と略しておっしゃいます)の松坂屋に飛び込みました。マヨネーズは置いていらっしゃるのでございますが、肝心の味噌マヨがございません。こんなこともあろうかと、重い荷物を持ちまして100mほど離れました名鉄百貨店に参りました。ここにもございません。念のため別館。ございません。荷物重いです。隣に成城石井がございました。めんたいマヨネーズはございますが、味噌マヨはございません。
ここまでまいりますと、少々意地になってまいりまして、駅の反対側(駅の横断には100m程ございます)のコンビニ3軒とヨドバシカメラ、駅内のキオスクと、また駅のこっち側に戻って高島屋とまわってまいりましたが、とうとう見つかりませんでした。約2時間の探索でございました。荷物が重くて肩も足もへとへとです。

結局こんなのを買いました。味噌です。

 あくる日、よせばよかったのでございますが、フットサルに出かけました。何故か腰の調子が悪いのでございます。プレーもそこそこに、車で帰宅したのでございますが、車から降りられないのでございます。腰が痛くて。這うようにして、接骨院に直行でございます。院長曰く「原因は疲労だね。だめだよTさん、いい歳なんだから、若ぶって頑張っちゃ。安静にしてなさい。はい、960円。」
ついてねえぜ。

【ついてないのオマケ】

10年ぶりにカーちゃんが作ってくれた弁当です。勿論子供の遠足のおまけですが。海苔が全部ふたに付いてます。

接骨院から帰ってきて、やっとの思いで買ったミニカーをいじってました。手が滑って床に落下。バックミラーがもげた。

随分とお話は飛ぶのでございますが、交通量日本一と噂される新宿通を通行止めに致しまして、交通安全のパレードが行われておりました。ゆるキャラのオンパレードでございます。

ピーポ姉さん? ピーポ父さん? ピーポ母さん? ピーポ婆さん?

ピーポ一家。沢山います。皆デカイです。

後姿に哀愁がございます。 この人たちの歩みもユルイ。 消防署も負けてません。
 2008年11月12日()

中国製品の困った事情はお休み

 私事、数十年振りに山登りに挑戦してきました。きっかけは読売新聞に掲載されていた、みなみらんぼうさんの絵入の随筆に刺激されたものです。 その随筆の一言「富士山と山中湖が一望できる名所」との文面に強烈な興味を引かれたのがその動機となりました。石割山(1413m)。インターネットで調べてみたら山梨県の山中湖村じゃないですか。これなら家から2~3時間。歩行行程時間3時間半。頂上から見渡す山中湖とその背景に聳え立つ富士山が絶景とのこと。3連休の1日はこれだ!と即決。 10/12決行と我が愛妻に告げましたが「あんた一人で行けば~」て、つれない返事。 何とか同行を説得し、おだて、すかして前の晩に握り飯を作って頂き、翌早朝車で出発。 天気は晴れ。中央高速道の渋滞ももろともせず約3時間で目指す赤鳥居の登山口に到着。 無料の駐車場も運良く1台分空いておりここまでは順調に来ました。さあ登山開始。 ところが案内書にも出ていましたが、登山口からまっすぐに伸びる階段が約400段。これには参りました。

 100段も登ったところで早くも息切れ、大汗。お供の愛妻は日ごろ仕事で鍛えていたのか、 平然と登っているのにびっくりしたり、腹立たしいやら。(何だ、だらしないとその目がさげすんでいるように感じてしまいました。)わたしゃ日ごろ水泳で鍛えたこの体との自信がもろくも崩れ去った瞬間でした。(使う筋肉が全然違うのだ) 3回の休憩後やっと400段の階段を登りきったら、つぎはまた、ほぼ直線的に登る登山路。 これもかなりきつい。四つん這いになりながら木の枝や、弦にしがみつきながら登ること90分。途中で追い越した85歳の女性登山者はベテランらしくゆっくりとマイペースで歩いて、息切れひとつせず平然としているのに感心しました。 大汗をかきながら上を見上げるとすぐに頂上で、ネットの写真通りの大パノラマが展開しているかと思いきや、途中から雲が出てきた為、な~んも見えへん。 がっかりしながら弁当を広げ、コンビニで買った唐揚げを食べているうちに少しながら雲が切れ待望の山中湖と富士山の頂上付近の一部が見えました。

 周りをみると我々のような中年以上の夫婦連れやグループが多いですね。この山は老人用のコースなのかしら?と考えてしまいました。 それらの方たちが、やおら背中のリュックサックから取り出すのが簡易コンロと鍋、水、インスタントラーメン。??おいしそうに食べていましたが、何故こんなところでインスタントラーメンかと不思議に思いわが愛妻に問いますと「今は皆ラーメンやスープを食べるのよ。食後に熱いコーヒーも飲めて体が暖まり疲れが取れるの!」との事。あ、成る程。今の登山者のトレンドらしい。これも驚きの一つでした。おにぎりは食べてしまえば帰りの荷物が軽くなるのにな~なんて(私事、普段の昼飯にラーメンをよく食べていますので、こんなところで食べる人達は普段食べない人、つまり金持ちなんだ~と変に納得。) 食後は下って大平山経由で下山。下りはやはり急斜面の一本道。難なく約1時間で元の登山口に到着。 帰りには近くの石割の湯温泉で一風呂浴びて休憩後7時ごろに帰宅できました。 本当に久しぶりの登山(ハイキング?)でしたが無事に帰って来れました。(翌日から2~3日足首の筋肉痛に見舞われましたが) それにしても私の住んでいる多摩市から道路がすいていれば1~2時間でよいところが沢山あるものです。 また、色々な意味で驚かされることがありましたが、お金がかからず、たっぷり1日遊べ 渋々付き合ってくれた愛妻も結構満足してくれてほっと一安心でした。 心残りは曇り空の為、山中湖と富士山の全景が見られなかったた事ですが、これは次回のお楽しみにしておきましょう。 それまでに足腰を鍛えておくぞ~!!

 2008年10月23日()

 暑かった毎日から解放され、やっと気持良い季節になりました。夕方のビールが待ち遠しくなります。そんでもって、居酒屋、もつ焼き屋(Mr.T氏とH社長の大好物)、おでん屋等ののれんをくぐって行くのです。瞬く間に1~2時間が過ぎて行きます。週末ならもう一軒、何処かに寄っていこうとするのが、自然な流れです。そんな時はなじみのバーに行きます。バーといっても、小股の切れ上がった(Copy Right Mr. T)美人のママがいる店ではありません。音楽やMTVの映像が流れているバーのことです。そこには美味しいお酒、常連客やマスター(2丁目キャラな人、元○○組系親分等)達との楽しい会話が待っています。友達と行くのも良し、1人で行っても勿論OKなのです。

 私の行きつけは新宿、高円寺、三軒茶屋、下北沢等が中心です。終電が近くづくにつれて話がどんどん盛り上がっていくのです。時には、謎の美女と遭遇することも。そして悪魔のささやきが(週末なんだから気にするな、好きなだけ飲め…)。以前なら終電を乗り過ごす事もしばしば有りました。しかし最近は、酒量も落ちタクシー代も厳しくなってきたので早めに帰宅するのです。こんな生活いつまで続くのやら…  (wildcat)
2008年10月16日()

 食欲の秋です。水産品は勿論ですが、野菜類、きのこ等も、とても美味しそうに, 店頭に並んでいます。かぼちゃ,茄子、胡瓜等も(夏の野菜ですが)まだまだ楽しむ事が出来ます。かぼちゃの素揚げでビールを飲みながらTVでサッカーを見る、なんてゆうのは安上がりなリラックスタイムです。(但し、サッカーは日本が勝てばの話ですが、)
 話がそれました。野菜の話ですが、やはり新鮮さが一番。となると我々消費者は地元のものを食するのが良い、地産地消ですか。しかし生産量、販売量、価格等の問題で様々な生産地から調達しなくてはなりません。ごたぶんにもれず、輸入品もたくさん入って来ます。(最近は時々問題も出ているようですが。)出来る事なら農産品ぐらいは自給率をもっと上げて、将来に不安の無いようになって欲しいと思います。
 写真は築地の青果市場の様子です。せりの時間を過ぎてしまいましたので、残念ながらほとんどカートン入りで、現物を見る事は出来ませんでした。ごめんなさい。
2008年09月26日()

天高く馬肥ゆる秋・・・自己防衛の秋

信頼できぬ政治、世界を駆け巡る金融不安、そして見事なまで乱高下する
株式・為替・原油相場及び、食の安全を脅かす数々の出来事。
この難局を乗り越えるには、政府をあてにすることは出来ません。
各々自ら切り開くしかありません。
沈みきった景気、一日も早く回復の兆しが見える事を期待するのみです。

2008年09月15日()
台北、マニラ、香港に出張してきました。
台北の町並みはあまり変化していないのですが、桃園飛行場と台北の中間に在る「林口」の発展には目を見張るものがあり、10年前までは何もなかった市街にマンションやオフィスビルが林立していました。台湾でも勝ち組と負け組があって、約30年付き合っている友人の会社は勝ち組みでした。夜は二人でワインを3本空け、止め処ない話で盛り上がり、友人と旧交を深めてきました。

マニラのロハス通りや旧市街の変化はあまりないのですが、飛行場近くの陸軍基地を再開発したアヤラグループのモールは近代的なマンションやレストランなどが建ち、東京やNYと変わらない賑わいでした。友人家族と行ったイタリアンレストランはお洒落なインテリアと中々の味でした。食後のデザートは日本人には甘すぎ、これもアメリカ的。翌日、友人の会社のスタッフ用にドーナツを買いに車でマニラの市街を走っていたら、マニラ名物路上セールスマンがいました。相変わらず貧富の差が大きいようです。ちなみにドーナツ60個の値段は2500円でした。
2008年08月29日()
ほら書きなよ

「ほら、書きなよ。早く書きなよってば。」
「………」
「何でもいいんだから、早く書けっつうの。」

書けないのでございます。そう言われても。
何でもいいなんて言われると余計書けないのでございます。
悩んでおります。毎回。このホームページ。
最近は、出張って言っても国内だし。オモろいこともなかったし。

地方に行くと無人駅も珍しくないです。 名古屋では質をひちと言います。

生活に変化もないし。書くような話題もない。(吉幾三?)
 最近の出来事とといえば、船場吉兆の女将の画像をパソコンの壁紙にしていたら、「やめろっての。」って取締役に怒られて、「別にいいじゃねーの。」って頭にきて、その取締役のパソコンに20枚近くの女将の画像を取り込んで、その上スクリーンセーバーでスライドショーにしてやったら、社長に「バーロー!!」って怒られたくらいだし。ないない尽くしでございます。
 ということで、どうゆううことかはよく分かりませんが、今回は会社のございます四谷三丁目界隈のをご案内いたしましょう。と申しましても、夜の四谷でございますと、もつ焼きばかりのご案内となってしまいますので、今回は昼の部でございます。
盛り場、昼の部

 お昼ごはんを食べに料理屋さんなんかににまいりますと、お手頃なお値段で尚且つ美味しい、なんていうことに出くわすことがございます。
調子に乗りまして、そのお店の夜の部にお伺いいたします。
目が飛び出るほど、などということがございます。いえ、お味でなくて、お値段が、でございまして、一ヶ月の遣り繰りに四苦八苦ということがございます。
そういう月には、フィリピンのちゃんネーや、歌舞伎町のエリカちゃんとは、お会いできなくなるわけでございまして、ヒジョーに辛いのであります。
あ~貧乏は嫌だ。
 界隈にはいろんな通りがございまして、沢山の飲食店がございます。
元々は花柳界のあったところでございますので、小体で粋なお店がございます。
まあ、そこそこ高いのでありますが、私には。
こんな路地も残ってます。 将棋も指せます。縁台将棋。

夜の四谷はよござんすよ(ここからちょっと江戸っ子風に)。粋でげしょ。
小股の切れ上がった姐さんばかりでござんしょ?
 で、昼の四谷でございます。夜は高いから。
四谷三丁目界隈は勿論大都会でございます。何でもございます。
銀行がございます。残高ゼロですが。
えっ、どこにもある? じゃ、
スーパーマーケットがございます。丸正総本店でございます。
えっ、そんななー春日部にもあるって? ほんじゃ、
薬局がございます。目標1327店! どうだっ!
えっ、マツキヨがあるって? それじゃー。
警察がございます。ピーポ君もいます。交番じゃありません。
警察が恐くて酒が飲めるかっ!って? 関係ないでしょ。
おっきい消防署もございます。
その屋上、ヘリコプターも置いてございます。タケコプターじゃないぜ。
どうだ!参ったか?
警察→ ←おっきい消防署

 誰も参らないのでありますが、これですと、どこにでもある街になってしまいます。
「こら、そろそろ何か特徴のあるもんを出さんかい!」という声にお応え致しまして、今回は「お岩神社」をご案内いたします。
四谷三丁目の交差点から、外苑東通りを100~200m(かなり大雑把)南下したところの一本東側の通りにございます。
迷わず行けます。 田宮神社です。 対面にはお岩さんにあやかったお寺があります。

正式には四谷於岩稲荷「田宮神社」というそうでございます。
何でも、お岩さんのご婚家で、商売繁盛の神様とのことでございます。
どうしてお岩さんが商売繁盛なんや?と関西弁の人も、そうでない人も気になるところでございます。
 昔々、お岩さんが、田宮さんと結婚しました。
田宮さんは、お侍さんだったのでございますが、結婚当時もうすでに家が傾いていたそうでございます。いえ、ピサの斜塔ではございません。調子が悪かったという意味でございます。
これじゃいけねーってんで、お岩さん。自分ちの庭にお稲荷さんを作って、毎日毎日(鯛焼きではありません)お参りしたそうです。
 するってえと田宮さんち、持ち直したどころか、大繁栄したのだそうで。
「商売繁盛の神様」
お岩さん、お人柄もよろしかったそうで、大評判になりました。
 今も昔も、妬み、嫉みが世の常でございまして、いいお噂も時を経るごとに、少しずつ中身が変わっていったようでございます。いい人なんだけどなあ、俺も。評判悪いけど。
 時代は下りまして、お岩さんの時代から数百年後、鶴屋南北先生がこのお噂をヒントに書き上げたのが「東海道四谷怪談」でございます。南北先生もお岩さんの本当の評判をご存知だったようで、良心の呵責があったのか、なかったのかは存じませんが、甲州街道を東海道に、田宮さんを民谷に言い換えたりしております。アダルトビデオのボカシみたいなもんでございましょう。
 お岩さんのお墓は他所にございまして、よく役者さんがお参りに行ったりいたします。祟りが恐くてなんておっしゃっておりますが、もともとは話題作り、今で言うプロポーションでなく、プロモーションだったそうでございます。まあ、まとめると、こんな感じとなるんでしょうか。間違いがございましたら、相済みませんでございます。
 田宮神社は四谷に相応しく、小体で粋な感じの神社でございます。
一度訪れてみてはいかがでしょうか。お賽銭(神道でもお賽銭でいいの?)を入れてください。カッコイーお札が貰えますぜ。

 話は違うのですが、歩いていてくしゃみをすると、足が前蹴りになりません?俺だけ?

2008年08月19日()
中国製品の困った事情 PART5

夏休みが終わりました。今日から再び元の生活に戻りましたが、暑さとビールの飲みすぎでだらけきった体はすぐには元に戻りそうにありません。
そんなことは言っておられません。厳しい現実はのんびり待ってはくれません。
気持ちを引き締めて頑張りましょう。
しかし、今年の夏休みは、北京オリンピックが始まり、高校野球の熱戦も重なり文字通り暑い夏になりました。私事ですがテレビの前でオリンピックと高校野球を時間差でチャンネルを切り替え熱中観戦していた時間が長いのが印象的でした。
それにしても、中国はなんでも強い。金メダル獲得数がアメリカを抜いて世界一。総メダル数でもアメリカと肩を並べるところまで行くのでしょう。
このことは経済界でも共通しているように思います。いまや世界を語るときに中国抜きには語れません、と誰かがテレビで言っているのを聞きました。
中国は今、物凄い勢いで急成長しているとも言っておりました。
この勢いが輸出価格を押し上げ、輸入国を苦しめております。
中国の発展は喜ばしいことでありますが、その一方でギョーザ問題のごとく品質管理のずさんさや価格変動には閉口させられます。
消費者として安心して食べられる食品の供給と、価格の安定を今一番に望んでおります。

さて固い話はさておき今年の夏に撮り集めた写真です。

7月のある日、山梨の道の駅で撮ったツバメの子供4羽。親鳥が一生懸命えさを運んでいました。もう巣立っているかな~

神宮外苑の花火
我が家のベランダで咲いたサボテンの花。 新潟のとある道の駅で売っていた「活まむし」。朝捕れの活きのよい赤マムシ1匹2500円也。今時珍しかったので思わずシャッターを押しました。
2008年07月22日()
 都心から約20Km前後を半円を描きながら走っている電車、JR東日本の武蔵野線。
今日はこの路線について、レポートしてみたいと思います。
 東京・京葉地下駅から新浦安、西船橋、新松戸、南越谷、武蔵浦和,北朝霞等を経て府中本町までをおよそ2時間で走る線です。別名ギャンブル線とも言われ、沿線に競馬場、競輪場の多い路線です。田園風景の多く見られる線ですが、少しずつ様変わりして来ております。
 例えば、皆さんよくご存知のIKEAが新三郷駅のそばにこの冬オープン予定ですし、続いて来年には同じ地区にららぽーととコストコが出来るそうです。更に、今年開業しました、越谷レークタウン駅前にはイオンモールがこの秋オープン、駅前にはすでに人工の湖が出来ており、完成したマンション、戸建てに入居された家族の憩いの場となっております。数年前までは何も無かった湿地にいきなり湖が出来てしまうのですから驚きです。
 ショッピングモールや大型専門店が出来ることは、特に小さい子供のいる家族には週末のレジャーに便利であり人気もありますが、のどかな田園風景が開発され、無くなってゆくことは少し寂しい気持ちもします。
2008年07月02日()
 今年も、あっとゆう間に、半年が過ぎました。
 7月に入り、ガソリンを初め、数多くの食料品も一斉に値上げとなり、庶民の生活に、大きな影響を与えることとなります。又、原油価格の急騰を期に、農産品及び工業資源の大幅上昇と、今後に大きな問題を抱える事となりました。
 我が国では、食料の自給率が40%を切り、今後深刻な社会問題になる旨の報道は、マスコミでも取り上げられていますが、しかし、多くの国民は、何とか?成るだろう程度の受け止め方が大半で、自ら手を上げ改善に乗り出そうと言う人は、ほとんどいません。(実は、私もその一人です。)大きなリスクを抱える農水産物等への参入には、一時的であっても、政府の支援も必要と思われます。
 過日、東南アジアの数箇所の漁港を訪ねましたが、何れの港にも下の写真のように所属漁船の70%前後が、オイル価格の急騰で赤字出漁となる為に、出漁をストップしている状態を見て、既に問題が発生している事を実感致しました。
皆様は、如何お考えでしょうか?
2008年06月23日()
 6月21日東京理科大学工学部矢野研究室OB会が「アートコンプレックスTOKYO」(オーナーが同窓OB生。今、注目されている四谷のギャラリー)で開催された。
先日テレビでも紹介されたお洒落な空間だ。
卒業してから35年続く同級生との絆、最高齢の先輩は64歳、最若年の後輩は40歳
楽しく話が弾んだ1日であった。
恩師から35年振りに講義を受けるのもアカデミックになった気分であった。
パーティーは、盛り沢山のオードブル、江戸前寿司は職人がその場で握ってくれ至福の極みであった。
職場や業界を離れたこの様な関係は、いいものですね。
先輩・後輩が30名集合 開催前にお茶の接待も…
江戸前寿司の出張。鮑、雲丹、鮪など盛り沢山 音楽の演奏も…

その後、別の会合が神楽坂飯店で開かれた。名物のジャンボ餃子(9600円)は予約が必要なのだ。皮は厚いのだが、結構おいしい。12名でぺろり。

今日はカロリーオーバー、明日からビールを減らさなくては……。
K.M.
2008年06月9日()


★★★誠に残念ながら、値上でございます。★★★
 いつ来るか?いつ来るか?とずうっと恐れていたのでございますが、タイ楮(こうぞ)ウェットパルプの値上げが、遂に現実となってしまいました。原油価格や原材料価格の高騰と、為替相場における米ドルに対するタイバーツの高止まりが主な原因として挙げられます。

↑楮のパルプです。これが紙になります。干瓢ではありません。

 値上の通知というものは、突然来るものでございます。
何の通知もない時に、こちらから「値上げいつすんの?」「値上げいつすんの?」と問い合わせるのもおかしいものでございまして、今風に言うと「藪スネーク」になりかねません。
で、黙っておりますとメーカーから突然、「今月の出荷から値上です。」というような連絡が参ります。
「イィー(マスオさん風に)そんな急に、いくらなんでもヒドすぎる!」
「じゃあ、来月から。」
というように、価格の改定が決まっていきます。
勿論、こんな簡単な交渉ではございませんが。

楮の白皮。楮の木から剥いだ皮です。
これを煮たり、洗ったりするとパルプになります。

 弊社の場合、次回入庫分から新価格適用となります。
雁皮(がんぴ)ウェットパルプ、楮白皮も同様に価格が変わります。
雁皮の木、皮を剥いで使います。 剥いだ皮。これを煮たり、焼いたり、焼かねっつーの、すると、パルプになります。

ちなみに

そのパルプを水に溶かして、グニュグニュにして、伸ばして、乾かしたものが紙です。(わかる?)


またちなみに
値上がりが続くと、人間は怒ります。


「値上前のこの時期に、お早めにどうぞ。」と申し上げたいのでございますが、どうぞご勘弁下さいませ。

 全然お話は違うのでございますが、先日水戸に行ってまいりました。
 こんなのとか


こんなのとか

がございました。上が里見幸太郎で、下が西村晃と思われます。
さて、ここで問題です。あおい輝彦はどれでしょう?

で、またまたお話は違うのでございますが、

タイの小便小僧は、小便小
でした。

2008年05月29日()

「中国製品の困った事情 Part4」
 約10年振りに中国へ行って参りました。 目的地は福建省の厦門(アモイ)と安徽省の黄山市。 久しぶりのアモイは、開発が進み、高速道路や高層マンションの建設が急ピッチで進み、10年前の街のイメージが、ガラット変わり、近代都市化しておりました。
 5月12日に発生した四川省の地震の一週間後の割には、アモイ各地や安徽省はその影響は無く、平常どおりの日常生活を送っておりました。但し、5月19日(月)から挙国哀悼で、新聞やテレビは各地で黙祷を捧げる風景や、哀悼を表す言葉で埋め尽くされました。特に、テレビではどのチャンネルも、終日四川省の倒壊家屋からの生存者の救出風景や、被災者の数などの被害状況を繰り返し報道し、改めて今回の地震の大きさが身をもって感じられました。 犠牲者に黙祷。
 さて、今回の出張は紙の産地巡りでした。アモイは、台湾から本拠地を移した工場があり、黄山には経県の流れをくむメーカーがあり、独自の紙を造っています。その大半が日本向けで、一部は韓国や台湾に輸出されています。いずこも同じと感じたのは、元高、原料高、人件費の高騰です。特に元高は一年前の1ドル7.5元から6.9元へ、約8%の上昇です。北京オリンピックまでに更に上昇し6.5元台に達する見通しを立てておりました。これは輸出業者にはとても深刻な問題で、この埋め合わせをするには輸出価格を上昇させる以外にないのが実情です。それに、原料代が2~3倍となり、職人離れを防止する為、賃金を上げて離職を防ぐ、といった流れでした。従って、価格の上昇はやむを得ないと理解しましたが、日本の市場がどこまで値上げに応じてくれるか、これが判りません。
 書道紙は、食料品やガソリンのように日常生活必需品ではありませんので、高ければ買わなくなるのでは?と恐れているのが業界関係者の心情です。しかしながら、まだ中国の手漉き紙は国産品と較べるととても安く、品種も豊富です。同じ価格で同じ様な品質の紙が多々あります。消費者の方々は、行きつけの書道用品店で詳しくお尋ねください。きっと良品質の紙が売られております。
四川省地震の「挙国追悼」の新聞一面 厦門の高層マンション建築風景。一部屋100m²2,000万円位だそうです。
書道紙の漉造現場。一枚一枚丁寧に漉いています。 杭州のホテルの窓から見たスモッグ?

2008年05月12日()

 皆さんGWはどの様に過ごされましたか? まあ何処に行っても人であふれていたでしょうが・・ 私は友達と今年3月開通した日暮里・舎人ライナーに乗ってきました。(やはり何かの機会がないと絶対利用しないと思ったので!)今まで陸の孤島と言われた足立区北部の見沼代親水公園から荒川区の日暮里駅まで全長9.7km、所要時間約20分で結ぶモノレールです。自動で運行されており、振動も少なく快適な乗り物です。又、窓はUVカット使用で熱が伝わりずらいガラスを使用している為、窓際でも暑くなりません。そして座席も広く、ゆったりしたスペースを確保出来ます。別に鉄チャンでなくとも、興味のわく最新の設備が備わっているようです。この路線は全部で13箇所の駅が有り、駅名が何となく昭和の香がする、ネーミングが多いようです。この路線の見所はなんと言っても都立舎人公園でしょう。敷地面積513平方メートルで東京ドームの11個分に相当するそうです。とにかく広く、釣りの出来る池、四季折々の各種植物、ドッグラン広場、キャンプ場、バーベキュウー広場等、家族連れ、カップル、老若男女を問わず楽しめます。帰りは西新井大師に立ち寄って、名物草だんごや草加せんべいを食べて来ました。まだまだ、東京は知らない所多いという実感がした一日でした。皆さんもチャンスが有ったら是非出かけてみませんか! (wildcat)

(写真:東京都交通局)
2008年04月28日()

唐突なお話で失礼いたします。
我が家には爺さん、おばさん、青年、ヤングギャルの計4匹の猫がいます。彼らの生活と言えば、食べて、遊んで、寝る、の繰り返しで、娘たちに言わせればなんともうらやましい限り、との事です。そんな彼らですが、唯一つ感心するのはエサの時間です。何の血のつながりも無い彼らですが、小さいほうがお皿に向かっている時は、年長組みは横でじっと待っています。小さいほうが、後から割り込んで来た時でも、自分は食べるのを中断して譲ってあげています。4匹の間で何か約束事があるのでしょうか。そう思ってしまいます。野良猫の頃は(彼らは”野生の頃”と言っていますが)どうだったのでしょうか。細かく観察した事が無いので判りませんが、同じような優しさを持っていたと信じたい気分です。
 昨今、食糧危機の言葉をよく耳にするようになりましたが、究極の状態で自分はどのように行動するだろうか。人間が出来ていないので、その時になってみないと判らない自分です。
2008年04月03日()

桜 満開!!
新営業年度に入った会社も多い事と思われます。
政治の不安定、株安、為替の急激な変動等、経済環境は今後も
一部大手企業を除き厳しい状況が続きそうです。
一日も早く真の経済回復そして桜満開となる事を期待します。
2008年03月18日()

我社のTさんはいつも「飄々」としている素振りをしながら着実に仕事をこなす我社のホープなのです。先回の「NEWS」を見ると勤務後のTさんの行動は勤務中のストレスの発散なのでしょうか? お互いに余り飲み過ぎないようにしたいものです。
いつも楽しいTさんの次はちょっと堅い話しをさせてください。
NHK「クローズアップ現代」にも出演している、私の後輩でもある大学教授から毎週レポートが送られてきます。今回は我社の食品部に関係した内容が送られてきましたので、今回はその内容を添付します。食品関連の業者の苦しみが解って頂ければいいのですが?
                                   KM



 原油高、原材料高、そして円高も加わり、世界景気の鈍化が囁かれる中、内需、外需共に不安感が拡大、今年の景気見通しについて厳しい見方をされる財界人が増えていると感じています。
 よって投資にも陰りが出るかもしれない、だからこそ、日本のGDPの約6割を支える民間消費、個人消費を着実に拡大せねばならず、その為にも企業から個人に対する富の配分となる「賃金」については、今年は賃上げを受け入れて欲しいものです。
しかしながら、その一方で、そうは言っても、日本の食品業界の方々をはじめ、多くの中小企業の皆様方は、その経営に大変ご苦労をなさっている、よって簡単には賃上げには応じられないと思います。
 生産コストや仕入価格を販売価格に十分反映できず、利益が減少、場合によっては赤字採算を強いられている企業もあります。
そして、例えば技術力の高い多くの中小企業に支えられる食品業界は、最近のコンプライアンスの問題から、本来、企業秘密で、コストをかけて開発してきた食品製造の秘伝の内容開示を求められている上、昨今の毒入りギョウザ事件から、中国商品の販売不振に加え、中国の輸出者がむしろ対日輸出を回避すると共に、中国側の輸出検査と日本側の輸入検査が厳しくなっているということで輸入困難に陥り、食品の中間製品を含む各種製品を提供できなくなっています。
 ところで、もしも、こうした状況のまま、これら中小企業が倒産をしてしまうと、それは引いては日本の食品業界の存亡にも関わり、その結果として、消費者である私たちは、一気に価格が上昇した食品を購入せざるを得ぬ状況になる可能性もあると思います。
そしてその他の業界でも、大メーカーはまた、Supporting Industriesである中小企業との共存、中小企業の支援を仰がないと、「良いものを安く提供する」ことは維持できなくなると思います。
 中小企業の保護などという低レベル視点からではなく、実は中小企業の存亡は日本の国益、日本人全体の生活を守るために必要であるという視点から、様々な角度から考えた、「中小企業の経営にもう少し優しい社会(中小企業にももう少し高いマージンを享受してもらえる産業構造)」を日本は今、改めて構築していくべきではないでしょうか?
 日本経済はあまりにも相対的弱者である、しかし誠実で技術力の高い中小企業に頼りすぎ(誠実では無く、技術力の無い中小企業はもちろん淘汰していく必要がありますが。)、その結果として、衰退していくのではないか、私にはそうした日本の将来が目に浮かびます。(真田幸光教授)

2008年03月07日()

内臓の叫び!!

 上腕をゴム状のヒモで締め付けられるような感覚を覚えながら、俺は拳を軽く握った。
無機質な、ややもすればカサカサとでも音のしそうな女の白い指が、伸ばした俺の腕をま さぐっていた。
 何ヶ月前であろう、いや何年になるのだろうか。
いつかこの日が来るのではないかと、予感じみたものはあった。
いや、やめておこう。どうなるものでもあるまい。
無機質なゴムのような女の白い指こそが、今の状況を雄弁に物語っている。
 やがて女の白い指は俺の腕の一点で止まり、軽い圧力を加えた。
俺は何よりもこの瞬間に、嫌なほどナーバスになる。
何かの確信でも得たのであろうか。女の白い指は、その一点を愛撫し続けた。
女の指からは、自信さえも伝わってくる。
 何ヶ月か、否、何年か前までの俺には自信があった。
理由(わけ)? そんなものはありゃしない。
自信に理由が必要なのか? とにかく俺には自信があったのだ。こんな世界とは無縁であ ることの自信が。
 女の白い指が、俺の腕から離れた。
刹那、細い針のような金属が俺の腕を突いた。さっき女の手が愛撫していたところだ。
痛い。その金属の先端が5mmか、いや1cmか、俺の腕の中に入っていった。
金属の元にはプラスティックスの筒がついている。
注射器か? 薄れ行く意識の中で、俺はその正体を見た。
 白い指の女は忠実に自身の任務をこなしていく。口元を歪めることすらせずに。
俺の腕に注がれるものは、毒薬? 睡眠薬?
目の前の光景が、この白い指の女が、俺が最後に見る光景なのか。
 そのとき女が動いた。 注射器を引いたのである。
俺の腕からまるでプスプスと音を立てるように、そのプラスティックスの筒の中に、暗闇 に立つノーマ・ジーンの引くルージュのような血液が流れ出てきた。
俺の血液がそのプラスティックスの筒を深紅に染めたとき、女が言った。
「次はそのコップにお小水を採ってきてくださいネー。」  

えー、検査でございます。引っかかっちゃってます。コレステロール。
はい、判っておりますとも原因は。肥満です。減りません体重。何やっても。太るばかり。
勿論、毎日の食事に問題があるのでございますが、いえいえ質ではございませんです。
食べてしまうのであります。大量に。 質が問題などと申しましたら、もう家に帰れないのでございまして、えー、量でございま す。量。 これで良いか?カーチャン。だから、怒るなっつーの。
それと、たまに飲みにいきますお酒でございます。これがいけないのでございます。

 普通あたしくらいの年回りになりますと、乙な小料理屋なんかで、芸者上がりの、こう、 小股の切れ上がった小粋な女将と、差しつ差されつなんてことになるのでございます。 当然、ご酒肴はお魚中心、煮物中心となってくる訳でございまして、お酒は別といたしま して、実にヘルス、いえヘルシーでございます。
 国際的な投機筋の暗躍による、原油高、穀物高。サブプライム問題に端を発した、金融 不安による株安。中国から派生した、食の安全に対する不安。日本を取り巻く経済環境は、 厳しいものがございます。
結局何が言いたいのかと申しますと、少ないんです。お小遣い。
この年齢になって減額されました。お小遣い。非常にっ、キビシー。カーチャン頼む!!!
当然、小股? 切れ上がりません。 差しつ? 差されません。 ハイ。
 その差されないオヂさん程、ショボいものはないのでございますが。
では、ここで問題です。このショボいオヂさんは、どこに飲みに行くのでしょうか?
正解は、居酒屋です。←つまんねー byラビット関根改め、関根勤

←こういう店には行かないのであります。
別に嫌いではないのでございますが、先方様がどうもあたしのことを、お好きでないようでございまして。

 居酒屋といってもいろいろあるものでございまして、下は「養老の滝」から、上は「花の舞」まで。えっ?大差ない? そんなことおっしゃる貴方は御大尽でございますよ。
「人生いろいろ。居酒屋もいろいろ。」と小泉さんも仰っております。
経済環境の厳しいオヂさんは、気が付くのであります。ほんの些細なことに。繊細でござ います。英語で云うとセンシチブ。ヒャクシチブでもマンシチブでもございません。
そういえば、ご婦人方が春先によく、七分袖なんてものをお召しになられますが、半袖でもない、長袖でもない、あの中途半端さ加減がどうも腑に落ちません。
自分で着てるとこを想像すると、どーも肘のあたりがワサワサしてまいりまして、鳥肌が立ってまいります。
 えー、少々長うございましたが、これが前フリでございまして、ショボオヂのあたしは 焼き鳥が大好物でございます。
正確には焼きとんでございまして。話は戻りますが、乙な小料理屋でも、小股も切れ上が っておりませんので、ほんの少しヘルシーさに欠けるのでございます。
鳥ではないんですぅ。豚なんですぅ。 急に舌っ足らずになったりして。ゆうこリン?
トンでもねー、鳥でねー、豚なんだ。 どっちなんだよ?と突っ込みたくなったりします。所謂(いわゆる←えへへ難しいだろー)もつ焼きでございます。
 下町出身の方ででしたら、ご存知の向きも多いかと存じます。 十円玉を握り締めまして、「おばちゃん、シロとアカ一本ずつタレでね。」するってーと「あいよ。35円ね。」 シロが15円、アカが20円なんでございまして、いつの話しかって いうと、あたしの子供のころの話でございます。そんな昔じゃないと本人は思っておりま すが、5円玉が使える時代でございます。
シロが腸、アカが肝臓(レバー)でございます。つまり内臓でございまして、関西風に申しま すと、ホルモンでございます。「放るもん」が語源ってホント?
子供のころの味が忘れられず、まだ通っているのであります。 本当は財布のせいだけどよ。 急に乱暴になる必要はないのでございますが、グレてやる っ! 
 ここ四谷界隈にも、もつ焼きの美味しいキャフェバーが、ああそうだよ。違うよ。居酒 屋だよ。まだグレておりますが、とにかく美味しいお店が何軒かございまして、たまにで ございますが、ご贔屓にさせていただいております。
四谷です。場所は秘密。教えてやんねっ。  ←目印
「こんの」さんの登場でございます。
 おいちゃんばっかり3~4人で(たまにオバやんもいらっしゃいますが)やってる、繁盛店でございます。
始終混んでございます。 シロに串が2本刺さってございまして、筏(いかだ)になっております。他の店では見た ことがございません。この形は。
それにも益して、美味しゅうございますのが、ガツ刺しラー油かけバージョンでございま して、絶品でございます。スゲー旨いっす by ジェッシーこと、高見山。
お酒はもちろんホッピーがございまして、焼酎(玄人はチューといいます)は、もつ焼き 店の王道「亀甲宮」でございます。縛ってはいけません。あっ、すみません。
←坂を下りていったところ。  ←目印
 もう一軒。「福よし」さんでございます。こちらはおいちゃん一人とオバやん二人、たま にオネーチャン一人が加わって営業しております。
酒場という呼び名がぴったりとくるようなお店でございまして、自衛隊関係のお客が多いようでございます。おっと場所がばれるぜ。
いつでも混んでおるのであります。満員の折には、屋外のエアコン室外機前に席をあつらってくれるのであります。夏暑く、冬寒い非常にエコロジカルな席であります。たまにいい女が通るであります。(軍隊調、ここまで)
外で食ってるからって、汚いもの見るような眼で見るんじゃねー。吠えたりします。
このお店にも黒ホッピーが置いてございます。
あたし個人的には、普通のホッピーよりこの黒の方が好きでございまして、ついつい飲み過ぎてしまうのでございます。
もちろんもつ焼きもでございますが、ここはもつ煮込みがマウイです。おっと、ワイハじ ゃないので、マイウーです。もつがやわやわです。
 お時間も押してまいりましたので、もつ焼きの聖地、荒川区は南千住に飛びましょう。
ここ南千住界隈は、再開発ラッシュでございまして、スクラップアンドビルド(なんと学があるんだろう、俺)の真っ最中でございます。 駅前にございました酒場も取り壊しになりまして、プレハブでの仮営業でございます。
1階がケーキ店、2階は飲食街(?)のプレハブ。 
←2階見取り図
 もつ焼き入り口
 
←カミヤさん。
 以前このカミヤさんがまだ、古い店舗で営業しているときにお邪魔いたしました。
勿論、もつ焼きは美味しくいただいたのでありますが、お店のシステムが面白かった記憶 がございます。
確か壁に、
○ラジオ ○読書 ○長居 禁止の張り紙がございまして、その横にオーダー の仕方が書いてございました。
要約しますってえと次のようでございまして、仕事柄、輸出入風に申しますと(1)ミニマム ロットは10本、(2)アソートは可、但し、1アイテム当たりのミニマムロットは5本、となります。
詰まるところが、2種類で10本オーダーせい。ということでございます。
お一人様のお客が多く、皆黙々と、もつ焼きを口に運んでいたのを思い出します。
静かな店内でございました。連れとキャバクラの話しで、ついつい盛り上がって、大きな声を出してしまった自分を、大いに恥じたのものでございます。
禅宗で申しますと、「食」これも即ち修練でございまして、もつ焼きも、無駄口は不要でご ざいます。「不要」と書いて「プーヤウ」と読みます。中国パブで習いました。
 さあ、もう一軒行きましょう。こうなったらハシゴ酒でえ。
皆様ご存知の「大坪屋」さんでございます。
←「大坪屋」外観 ←「大坪屋」メニュー 安いっ!

えっ? 「あたい、知らないわ。」?
さあ、目を閉じてごらん。そう、ゆっくりと目を閉じるんだ。そうそう言うとおりにおし。
悪いようにゃしないから。目を閉じて。
君は、日比谷線に乗っているよ。下り電車だ。もうじき南千住だ。
左側を見てごらん。違う。あのおじさんじゃないよ。外だよ。
ほーら、見えたろう。大坪屋。
 ここは、家族経営でございます。常にどなたかが大声を出しておられる活気のあるお店 でございます。常に誰かが怒られてたりします。
何でもお安くご提供のお店でございまして、ついついいろんなものを頼んでしまいます。
中でもお奨めなのが、目玉焼きでございます。千切りキャベツの上に目玉が2個乗っかっ ているだけの、何の変哲もない目玉焼きなのでございますが、旨いんでございますよ。
目玉って申し上げましても、もちろん玉子でございまして、俗に言うところの「玉(ギョク)」 でございます。牛の目でも、豚の目でも、ましてや魚の目でもございません。玉子です。 それが何故か何故か旨いのであります。
が、食べ過ぎちゃあいけねーよとお医者さんはお っしゃるのでございます。 以前、コレステロール過多が見つかりました折に、病院の栄養教室に参加したことがござ います。先生曰く「卵は1日に半分か、3日に1個にして下さいネー。」あたし迷わず1日 に半分にいたしました。
←ちなみに、今はなき「大利根」。大坪屋のお向かいです。
 あたしもう相当頂戴いたしまして、ふらふらです。二日酔い必至でございます。
ここのところ、記憶がなくなることがよくございます。飲んだ時に。
もうよいお年齢なんでございましょうか。
先日もあたしの娘が申します。この娘がカーチャンと同じくらい、厳しいというか冷たい というかなのでございますが。とーちゃんカレー臭いと。
あたしも少々気になりまして、暫く控えておりました。CoCo1とマツヤのカレー。
年齢をとると、カレーの匂いが残るようでございます。
 千鳥足での帰宅と相成るのでございますが、自宅近くでもう一軒寄ってまいりましょう。 この「寄ってまいりましょう。」は「酔ってまいりましょう。」と掛けております。流れ石!
 あたしの最も大好きなお店でございます。「鳥秀」。
なんといっても、レバ刺し、ガツ刺し(酢味噌和えバージョン)が最高に美味しゅうございまして、つい食べ過ぎてしまうのであります。飲みすぎではなく。ハイ。
こうなったら、飲んだ後のラーメンじゃなくて、レバ刺しでえ。覚悟しろよ。
誰がどう覚悟するのかは存じ上げませんが、ねぐらの近くでございますので、いくら飲んでも安心でございます。身も心もお財布も。
 ここのマスター、なぜか皆さん英語でマスターとお呼びになります、とても偉い方でい らっしゃいます。
夏休みのとある土曜日、商店街(と申しましても、僅か50m足らずでございますが)を車両通行止めにいたしまして、町内の子供のために夏祭りを行います。
金魚すくいや輪投げ、焼き鳥に焼きトウモロコシ、カキ氷、そして焼きそば等々、全て50 円とか100円で販売しておりまして、子供が大喜びいたします。
ついでに、夏休みにどこにも行かない(正確には、行けない)あたしなんかも、大喜びでございます。生ビールも売ってんだよね。
で、何でマスターが偉いかって申しますと、焼いてるんでございます。毎年。店を閉めて。
トウモロコシ。偉い!
ただ、何で毎日焼きトン焼いて、かつ、お祭りでモロコシを焼くのか? 氷を削りたくな らないのか? ポップコーンでは駄目なのか? 個人的には疑問でございます。
大きなお世話でございますが。
←鳥秀外観と看板→
場所は絶対秘密でげす。
もつを堪能いたしました後は、足をもつれさせながら、ご帰宅でございます。
「とーちゃん、酒臭いっ」「ニンニク臭っ」母娘の口撃でございます。
「うるせー、バーロー! 今日はカレー臭くねーやい!」  

という訳でございまして、あたしの大好きなもつ焼き店さんをご案内いたしました。
お時間がありましたら是非行ってみてくださいませ。
で、次は何? 丼? そば? 3ヵ月後のお楽しみでございます。

あたしことMr.T
2008年02月25日()

中国製品の困った事情 PART 3

またまた出ました。今度は餃子問題です。次から次へよく出てくるものだと、あきれてしまいます。中国食品に関しては心配の種が尽きません。これでは中国製品に関して、消費者離れが進むのはやむを得ません。食品の中でも中国製と明記してあるだけで、買う気が起きません。中には安全性に問題のない物でも拒否反応が出てしまいます。しかし、今や全ての分野の原料や製品は、中国なくしては商売が成り立たないのも事実です。何とか早く安全性を確立して、信頼を取り戻して貰いたいものです。

さて、書道業界に話を移しますと、これもいやな話題です。食品の様に口に入れるものではありませんので、衛生上の問題ではありません。書道用品全般の価格の事です。PART2でお知らせした中国産の紙の値上がりが、益々大きくクローズアップされて参りました。北京オリンピックや上海博覧会等、世界的なイベントを控えた中国は、景気が良く、原料や人件費が大幅に値上がりしています。安徽省の紙工場では原料が40%、人件費が25%、輸出税の改革で新たな出費が輸出額の8%課税更に、中国元が5%上昇しています。全般的に見ますと10~35%の値上げは必至です。尚且つ、小規模の工場では汚水処理施設の設置を義務づけられても、その費用が捻出出来ず廃業に追い込まれ、今迄使っていた紙が輸入出来ないという事態まで起きています。

これから春の需要期を前に、値上がりは消費者にとって大きな負担増となります。我々流通業者としてはそのような事態にならぬ様、3~4ヶ月先を見越して在庫の準備を始めました。しかし在庫にも限度があります。必要なものはなるべく早くお求めになる事をお勧め致します。

話は変わりますが、今年は東京でも、2回も雪が降りました。私の住んでいる多摩地区ではご覧のように10cm程の積雪となりました。近所の子供は雪遊びで喜んでおりますが我々年寄りは歩くのにも苦労でした。もう降らない事を期待します。
2008年02月12日()

 五十肩になりました。昨年の11月からです。まだ完治していません。あの中年のアイドル きみまろも言っています。人生には3つの坂があると。上り坂、下り坂、まさか!そうなんです。自分には絶対関係ないと思っていたのです。健康診断でも、全て良好。週末には、ウォーキングを3時間ぐらいは行っていたのですから。それがある日、突然右肩が痛むようになり、そのうち直るだろうと思っていると、どんどん痛みが強くなってくる。接骨院に行って、とりあえずマッサージを受けるがいっこうに良くなる気配はない。それどころか、「な なんだよ!左肩も痛くなってきているではないか。あれれ 両膝や腰までも…」こうなってくると、一種のパニック状態に陥った様なもので、もしかしたら、このまま寝たきりになってしまうのではと。そんな恐怖心から、やっと病院に行きました。レントゲンを撮っても、骨や関節に一切異常は見られません。しかし体を動かすと、あちこちが痛み、特に朝は、ベットから起き上がる事さえ非常に辛かったのです。駅まで10~15分で余裕で歩けた道程も倍ぐらいかかり、まるで老人になった様でした。階段の上り下りがこんなにキツイとは…。何とかしてくれと、病院や接骨院を行ったのですが、すぐに良くなる方法は全くなく、湿布やマッサージで対処していくしかないとのこと。そんな自分を惨めに思いつつ、会社では年末の大掃除に突入していきました。その時に指示されたことは、天井の蛍光灯を全て拭く事。最初は腕も伸ばすのも辛かったが、そんな事も言ってられないと、ただ黙々と作業を行い約4時間かかり完了した。ところが、その翌日、あんなに痛かった肩や腕の痛みが和らいでいるではないか。良く考えてみると、こんなに肩や腕を使ったのは久しぶりで、痛いからと、動かさなかったことも症状を悪化させたのでは…。それ以来ストレッチは続け、回復に向かっています。しかし、あんな辛かった痛みから解放されつつある今日、まさかは特別なことではなく、私たちの身の回りに潜んでいる普通の出来事だと実感しました。(wildcat)
2008年01月21日()

 今最近富に、時の流れの速さを感じています。子供の頃はそうでもなかったのに----

確かに、10歳の頃の1年間は、それまで生きて来た長さの10%。けれど50歳の人にとっては2%。私のように60歳を過ぎるとわずか1.6%程度。今迄生きてきた中での1%プラスαの長さ、と考えれば短い(早い)と感じるのも当然かな--, 等取り止めのない事を考えています。

さて、元旦が過ぎたと思うと七草粥、成人式、それから月が替わると、そうバレンタインデイ。ギフト関連のお仕事をされている方々にとって、最も大きなイベントの一つです。お店もすでにバレンタインデイ・モード。プレゼントとなるとラッピングにも悩まれる方も多いのでは。

そんな時には、当ホームページのLINKから、東京リボンのHPにアクセスされてはいかが?CONTACTから入って頂きますと、色々質問も出来ます。悩める貴女の強い味方になってくれるはずです。

2008年1月1日()

京都のMさんから譲り受けた我が家の猫が 昨年他界しました。13年間ありがとう。左図の様に、天国でもねずみさん達と仲良く暮らして下さい。
 新年明けましておめでとうございます。
昨年は、中国産食品の問題が世界的に取り上げられ我々輸入商社は「食の安全」を真摯に捉え、正確な情報発信をしなければならない事を再認識した一年でした。弊社が輸入している商品に問題はなかったのですが風評による販売不振は初めての経験でした。
又、石油価格の上昇で原料価格が高騰したこと、ユーロ高によるヨーロッパ諸国との水産物の海外での買付け競争の激化など今までにない状況でした。
苦境の中での楽しみは、発生した諸問題の解決方法を考え、どの様に実行していくかという事でした。
先輩諸氏にも励まされ、人々の温かさを痛感した1年でもありました。
昨年中はお世話になりました。心から感謝申し上げます。
今年も生活(Life)を心地よく(Cozy)、=
L&COZYする情報や商材を提案していきます。
今年もご支援、ご指導宜しくお願い申し上げます。

平成20年(2008年)元旦
株式会社L&COZY
代表取締役 宮川 公治